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戸建のリフォームで間取り変更を検討中の方必見!工事内容や費用目安も紹介

いえのリフォームについて

清水 崇志

筆者 清水 崇志

不動産キャリア21年

生涯のトータルサポートを目指します。不動産以外でも、お困りごとはご相談くださいませ。


こんにちは、いえプロ不動産です。


住み慣れた家でも、「もっと快適に過ごせたら」と考えたことはありませんか。家族の成長やライフスタイルの変化に合わせて戸建て住宅の間取りを変えたいと思う方が増えています。しかし、どこから手をつければ良いのか、費用や工事内容が分かりづらいことも多いでしょう。


この記事では、戸建てリフォームで間取り変更を検討している方へ、目的やメリット、工事内容、注意点や費用を抑える工夫まで、分かりやすく解説します。



戸建てリフォームで間取り変更をする目的とメリット


間取りの変更は、家族構成や暮らし方の変化にともない、「もっと住みやすくしたい」「自分たちに合った空間にしたい」といった思いをかなえる重要な手段です。たとえば、子どもが生まれるときにはリビングを広くしたい、大きくなった子どもが独立した後は部屋を統合してゆったり使いたい、そうしたニーズの変化に柔軟に対応できます。また、狭さや家事導線の不便さといった住まいの悩みを、一気に解消できる点も魅力です。


間取り変更の代表的なパターンとしては、「複数の部屋をつなげて広いLDKにする」「部屋を分割して個室を増やす」といった設計が挙げられます。また、和室とリビングをつなげて開放的に仕上げたり、書斎や収納など、使いやすさを意識した空間に組み替える工夫も多く見られます。


さらに、新築で建て替えるよりも、既存の構造体を活かせる分、費用を抑えながら住み心地を向上できる点も大きなメリットです。構造部分を解体せず利用する「フルリフォーム」や「スケルトンリフォーム」は、建て替えに比べて経済的に優れています。


下の表は、間取り変更リフォームの主な目的とそのメリットをまとめたものです。ご希望に応じて、ご相談・お見積りも承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

目的具体的な内容メリット
家族構成の変化への対応子どもが独立した際に部屋を統合広がった空間でゆったり過ごせる
居住空間の快適性向上リビング+キッチンを一体化家族が自然に集まれる空間に
費用を抑えた改修既存構造を活かしたリフォーム建て替えよりコストが軽減できる

間取り変更リフォームの工事内容と費用の目安

工事内容 費用の目安
間仕切り壁の撤去 約5万~30万円/箇所
間仕切り壁の設置(固定式・引き戸など) 約5万~50万円/箇所
水回り設備の移動(キッチン・浴室など) キッチン:約60万~250万円、浴室:約70万~250万円


間取り変更に伴う基本的な工事項目の費用目安をご紹介します。


まず、間仕切り壁の撤去は、おおむね一か所あたり約五万~三十万円が相場とされています。材質や既存の補修範囲によって差が生じますが、目安としてご理解ください。


次に、壁を新たに設ける工事ですが、固定式の間仕切りや引き戸などの導入では、約五万~五十万円程度の費用がかかります。タイプや素材、開閉方式によって費用に幅がありますので、用途やご予算に応じて選ぶことが大切です。


さらに、水回り設備の移動を伴うリフォームでは、配管や給排水設備の工事が必要なため、キッチンの移動では約六十万~二百五十万円、浴室の移動では約七十万~二百五十万円が相場となります。設備の規模や元の配管位置、搬入経路などによって上下しますので、詳細は現地調査に基づく見積もりでご確認ください。


工事規模に応じて工期にも違いがあります。例えば、壁の撤去のみであれば半日~一日で完了することが多く、補修や内装仕上げを含めると一~二日程度に延びるケースもあります。一方、スケルトン状態にして間取りを丸ごと再構築する大規模リフォームでは、一戸建ての場合で数百万円から数千万円規模、工期も長期になることが一般的です。


戸建てリフォームにおける構造上の注意点と住宅性能の向上チャンス


戸建てのリフォームで間取り変更を検討される際には、住宅の構造がさまざまな制約をもたらすことを理解しておくことが肝心です。


まず、在来工法(木造軸組工法)は柱や梁で建物を支えるため、壁を柔軟に取り除いたり位置を変えたりすることが比較的容易で、間取り変更の自由度が高い特徴があります。一方、ツーバイフォー工法(枠組壁工法)は壁自体が構造体として機能しており、耐力壁を簡単に撤去できないため、間取り変更は工夫や構造補強の検討が必要な場合が多い構造です。つまり、工法によって間取り変更のしやすさに大きな差があることを事前に理解しておくことが大切です。


また、リフォームのタイミングは住宅性能向上の好機でもあります。特に耐震性や断熱性能を改善する絶好の機会となります。耐震性に関しては、1981年以降の新耐震基準、さらに2000年の改正によって導入された新・新耐震基準を満たす住宅であれば、比較的補強負担が軽く済むことが期待できますが、それ以前に建てられた住宅については耐震診断や補強工事を検討する必要があります。


さらに、築年数が進むほど、構造材や給排水配管、外壁・内装の劣化が進んでいる可能性が高くなります。築30年以上の住宅では、スケルトンリフォームが必要になることもあり、断熱性や耐震性を含めた全面的な性能見直しも視野に入れる必要があります。また、築20年~30年程度の物件では、水回りや外装など特定の部分改修にとどめつつ耐震・断熱性能の改善を併せて図ることにより、住宅の快適性を効率的に向上させられます。


以下に、主な構造上の注意点と住宅性能向上の機会を整理した表をご覧ください。

注意点 / 機会 概要 対応のヒント
構造工法による制約 在来工法は間取り変更しやすいが、ツーバイフォーは耐力壁に制限あり 構造図面や工法の確認と、できれば構造に詳しい専門家と相談する
耐震性能の改善 旧耐震基準の物件は補強工事が必要な場合あり 耐震診断を依頼し、必要に応じて補強設計を行う
断熱・性能向上 築年数が古いほど断熱性が低く、劣化が進んでいる可能性 断熱材の設置や二重窓導入と合わせて、総合的な性能向上を図る

このように、構造上の制約を正しく把握しつつ、耐震性や断熱性の向上を同時に進めることが、間取り変更リフォームを成功させる重要なポイントです。具体的なご相談や現地での診断を通じて、安全で快適な住まいを実現していきましょう。


費用を抑える工夫と支援制度の活用ポイント


戸建ての間取り変更リフォームにおいて、費用を抑えるには、まず「水回りをなるべく動かさない」工夫が有効です。給排水管、ガス配管、電気や換気ダクトなどの移動には高額な工事費用がかかりやすく、工期の延長にもつながります。そのため、配置を変えずに設備を入れ替える“現状維持型”のリフォームを選ぶことで、コストも工期も抑えられます。例えば、対面キッチンやアイランド型など大きな変更を伴わない場合は、効率的です。


次に、「仮住まいの手配と工期の時期設定」について考えてみましょう。大規模リフォームでは、工事中の暮らしを別に整える「仮住まい」を活用すると、安全性・施工品質・工期短縮の面でメリットがあります。一方、小規模な工事や水回りの一部交換であれば、「住みながらリフォーム」を選ぶことで、仮住まいにかかる家賃や引っ越し費用、荷物の一時保管費などのコストを抑えることも可能です。生活スタイルや工事の規模を踏まえて、最適な方法をご提案いたします。


さらに、国や自治体による「補助金・減税制度」も、リフォーム費用の軽減に有効な手段です。たとえば、断熱性能向上を目的とした「先進的窓リノベ2025」や「既存住宅における断熱リフォーム支援」、あるいは子育て世帯向け、省エネリフォームへの補助など、さまざまな制度があります。所得税や固定資産税の減税制度とも併用できる場合があるため、活用することで費用負担を大幅に軽減できます。


以下は、費用抑制の工夫と支援制度を比較した表です。

工夫・制度内容期待効果
水回りの配置変更を避ける給排水管・電気配線などの移動を最小限に工事費・工期の削減
仮住まいの適切な選択住みながら/仮住まいを工事規模に応じて選択安全性の確保・費用バランスの最適化
補助金・減税の活用国や自治体の補助金制度、税制優遇の活用リフォーム費用の軽減・税負担の緩和

まとめ

戸建て住宅のリフォームにおける間取り変更は、家族構成や生活スタイルの変化に柔軟に対応し、住み心地を高めるために有効な手段です。間取りの工夫によって、限られた空間をより快適に使えます。また、工事内容や費用・工期には規模や構造による違いがあり、計画的に進めることが大切です。構造上の制約や、住宅性能向上の機会についても事前に理解しておくことで安心してリフォームを進められます。費用を抑える工夫や国の補助制度を活用し、無理なく理想の住まいを実現しましょう。

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