
守口市の治安は実際どうなの?評判や住みやすさも紹介
こんにちは、いえプロ不動産です。
守口市で暮らす、または引っ越しを考えている方の多くが「治安はどうなの?」と気になることでしょう。住みやすさを左右する大切なポイントであり、安心して生活するためにも、街の治安状況を事前に知ることは欠かせません。
この記事では、守口市の治安の現状や住民の声、エリア別の特徴、安全に過ごすためのポイントまで、客観的なデータと実際の意見を交えて分かりやすく解説します。守口市のリアルな治安事情、ぜひご覧ください。
守口市の治安状況の現状と評価
守口市の「住みよさランキング」における「安心度」は府内21位、全国では712位と評価されています。これにより、住みやすさの中ではやや上位に位置づけられています。 また、住みやすさ評価(賃貸スモッカ)では、守口市全体の治安スコアは3.7点(5点満点)で、比較的安定した評価といえます。
また、周辺の市と比較すると、犯罪認知件数において守口市は人口比率で0.89%と、門真市(1.20%)や東大阪市(0.97%)などより低く、比較的治安が良い傾向を示しています。
| 項目 | 守口市 | 比較対象例 |
|---|---|---|
| 安心度ランキング(府内) | 21位 | — |
| 治安スコア | 3.7 / 5.0 | — |
| 犯罪認知率(人口比) | 0.89% | 門真市:1.20% |
このように、守口市は数値データからみても治安面で一定の安心感があるエリアであると評価できます。
住民の声から見える治安の実際
守口市では、夜間の街路が暗いとの住民からの声が複数寄せられています。例えば、街灯が「非常に少なすぎる」といった懸念や、薬物使用者がたむろしているといった具体的な指摘もありました。一方で、市はLED照明への全面切り替えを既に完了し、道路照明灯として適切な明るさを確保していると回答しています(例:地域住民の要望に対し、市はLED照明に全数取替済と説明)。
駅周辺に関しては、守口市駅や大日駅周辺は、スーパーやコンビニ、商業施設が多く、夜も人通りがあるため比較的安心とする声が多い一方、住宅街においては大通りを離れると暗めで不安だという意見もあります(女性20代「少し怖い雰囲気」など)。
また、防犯面では、市内に約1,100台の防犯カメラが設置され、青色防犯パトロール車による巡回や、地域の防犯委員によるパトロール、歳末夜警などの取り組みも進んでいます。これらは住民の安心感につながる要素として評価されています。
以下は、住民の声や市の対応を分かりやすくまとめた表です。
| 項目 | 住民の懸念・声 | 市の対応・状況 |
|---|---|---|
| 街灯・夜間の明るさ | 街灯が少なく、夜道が暗い | 全数をLED照明に更新し、適正な照度を確保 |
| 駅周辺と住宅街の雰囲気 | 駅周辺は人通り多く比較的安心/住宅街は暗く不安 | 商業施設が多く、駅周りは夜でも比較的明るい環境 |
| 防犯体制 | 犯罪や不審な行動への懸念 | 防犯カメラ1,100台設置、パトロールや夜警など活動も活発 |
守口市のエリア別治安の傾向と暮らしやすさ
守口市では、駅周辺と住宅街で治安や暮らしやすさに違いが見られます。
下記の表は、代表的なエリアの特徴を3つの観点で整理しています。
| エリア | 治安・安心感 | 暮らしやすさ |
|---|---|---|
| 守口市駅周辺 | 防犯カメラ1,000台設置など地域パトロールの取り組みが活発で安心。ただし住宅街など夜道は暗い箇所もあり注意が必要です(駅周辺は比較的明るい) | 商業施設や公共機関が集中し、交通利便性も高い環境です |
| 大日駅周辺 | 駅直結の大型商業施設があり人通りが多く、夜間も比較的安心。ただし長い通路などには死角もあり、女性の帰宅時には注意が必要との声もあります | イオンモール直結で買い物便利、再開発が進み生活施設が充実しています |
| 住宅街・駅以外のエリア | 細い路地や街灯の少ない夜道にはリスクがありますので、明るい道や人通りの多いルートを選ぶ意識が大切です | 静かな住環境として一定の魅力がありますが、利便性や安心感は駅近に比べるとやや劣ることもあります |
まず、守口市駅周辺は京阪と地下鉄が交差する交通の要所で、百貨店や商店街、市役所などの公共施設も徒歩圏に充実しています。そのため、日中だけでなく夜間も比較的安心して暮らせるエリアですが、住宅街では街灯が少なく暗い道もあるため、帰宅時には通行ルートの確認が望ましいです(地域で防犯カメラやパトロールが活発)。
次に、大日駅周辺は大阪メトロ谷町線と大阪モノレールのターミナルであり、イオンモール大日をはじめとした商業施設が直結していて、人通りも多く安心感があります。ただし、駅を結ぶ長い通路には視界の悪い箇所もあり、特に女性の方は帰宅時に注意が必要という実際の声もあります。
最後に、駅から離れた住宅街では落ち着いた住環境を望む方に適していますが、暗がりや細い路地は犯罪リスクを高める要素になりえます。そのため、明るい道・人通りの多いルートを利用するなど、日常的な心がけが安心につながります。
守口市で安全に暮らすための心がけポイント
守口市で安心して暮らすためには日々の行動と地域の取り組みを意識することが重要です。以下のポイントを参考に、安全な暮らしを実現しましょう。
| 心がけ項目 | 内容 | 効果 |
|---|---|---|
| 明るく人通りの多い道を選ぶ | 夜間は街灯や防犯灯の整備された道、駅前などの明るいエリアを通行しましょう。 | 犯罪抑止と安心感の確保 |
| 地域の防犯活動に参加 | 防犯委員会や青色防犯パトロール隊、地域見守り活動への協力を検討しましょう。 | 地域ぐるみの抑止力向上 |
| 住むエリア・時間帯を意識する | 暗がりの住宅地や細い裏道は避け、通勤や帰宅時間帯を考慮して行動しましょう。 | リスク回避と安心な移動 |
まず、夜道を通る際は、できるだけ人通りが多く、街灯や防犯灯がしっかり整備されている通りを選ぶことが基本です。守口市ではLED化された道路照明灯が整備されており、夜間の視認性が改善されています。防犯灯については町会や自治会を通じた設置支援もあるため、希望があれば地元自治体に相談することも可能です。
次に、地域の防犯活動への参加も効果的です。守口市には約1,500人の防犯委員による防犯委員会があり、警察と連携した歳末夜警やパトロールなどを通じて地域の安全意識の向上に取り組んでいます。また、青色防犯パトロールでは「動く防犯カメラ」として市の公用車にドライブレコーダーを活用し、犯罪抑止と検挙支援に寄与しています。
さらに、住むエリアや行動時間帯を意識することは、暮らしやすさにも直結します。駅近くは比較的明るく安心感がありますが、住宅街の細道や暗がりは潜在的なリスクがあります。通勤や帰宅時間を見計らって行動することで、安全と安心を両立しやすくなります。
これらの取り組みを日常に取り入れることで、守口市でより安全・安心に暮らすための環境を自らつくり出すことができます。
まとめ
守口市の治安は全体的には大きな問題は少なく、生活しやすいエリアとして評価されています。ただし、夜間の街灯の少なさや駅周辺の居酒屋利用者に対する注意点など、地域ごとに感じられる雰囲気やリスクも見逃せません。主要駅周辺は利便性の高い一方、住宅街の暗がりには十分な警戒が必要です。防犯活動や明るい道の選択、生活スタイルに合わせた地域選びで、より安全で快適な守口市での暮らしを実現できます。安心のための一歩を、日々意識しましょう。
