
守口市の中古マンション相場は今どうなっている?平均価格や推移も詳しく紹介
こんにちは、いえプロ不動産です。
中古マンションの購入を守口市で考えている方にとって、「今どれくらいの価格が一般的なのか」「将来は値上がりするのか、下がるのか」といった相場の情報はとても気になるところです。
しかし、不動産の価格は場所や時期によって大きく変動します。
この記事では、守口市の中古マンション相場の現状から駅ごとの特徴、将来見通しやその活用方法まで、分かりやすくお伝えします。購入を検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。
守口市全体の中古マンション相場の現状
守口市における中古マンションの㎡単価は、直近の取引データによると、おおよそ45万円/㎡(坪単価では約148万8千円/坪)となっています。
前年に比べて+11.9%の上昇と、相場は好調に推移しています(平均専有面積:約69.3㎡・平均築年数:約25.4年・平均駅距離:約7.3分)。
同様に、一部データでは㎡単価を40万7,861円/㎡と示し、前年比で+5.71%の増加とするものもあります。
こちらでは総平均価格は約2,923万円、間取り別では2LDKが約3,087万円、3LDKが約3,220万円で推移しています。
また、中古マンション購入に関する参考情報として、平均購入価格は約3,030万円、㎡単価は約44万6千円で、前年同期比では+10.6%の上昇という集計もあります(平均専有面積:約67.0㎡)。
| 項目 | ㎡単価 | 坪単価/総平均価格 |
|---|---|---|
| 取引データ(2025年) | 約45万円/㎡ | 約148万8千円/坪 |
| 国土交通省データ(2024年1–3月) | 約40.8万円/㎡ | 総平均:2,923万円 |
| 購入参考値 | 約44.6万円/㎡ | 平均価格:3,030万円 |
主要駅(守口駅・守口市駅など)周辺の相場の違い
守口市で中古マンション探しをされるなら、駅周辺の相場差に注目することが大切です。
例として、守口市全体と主要駅周辺を比較すると、相場感の違いが明確にわかります。
まず、市全体の中古マンション相場は、2025年時点で㎡単価はおよそ45.0万円、坪単価に換算すると約148.8万円となっています(2024年比+11.9%上昇)。
一方、守口市駅周辺では㎡単価約58.7万円、坪単価約194.0万円と、市平均よりも高めの価格帯となっています(同+21.1%上昇)。
下の表で両エリアの価格を整理しましょう。
| エリア | ㎡単価(万円) | 坪単価(万円/坪) |
|---|---|---|
| 守口市全体 | 約45.0 | 約148.8 |
| 守口市駅周辺 | 約58.7 | 約194.0 |
このように、守口市駅に近い物件ほど価格が高くなる傾向が見られます。
アクセスの良さが価格に反映されやすいのが、不動産価格の特徴です。
ご検討の際は、通勤・通学の利便性と価格とのバランスをしっかり見極めることで、ご希望に沿う物件に出会える可能性が高まります。
相場の将来見通しと価格予測
大阪府守口市の中古マンションは、過去10年で価格が約20.6%上昇しており、2020年時点の平均価格は約2,473万円(坪単価約126万円)となっています。
しかし、将来については、専門家によるシナリオ別の予測を見ると、注意が必要です。
以下は、2020年を基準にした2030年までの将来価格の予測です(坪単価・価格ともに概数です):
| シナリオ | 予測価格(万円) | 坪単価(万円/坪) | 変動率 |
|---|---|---|---|
| グッドシナリオ | 2,400 | 約122 | ▲2.9% |
| ノーマルシナリオ | 1,859 | 約95 | ▲24.8% |
| バッドシナリオ | 1,703 | 約86.6 | ▲31.2% |
このように、ノーマルシナリオでは10年後に約4分の1の価格下落という可能性も示されています。
また、守口市駅に限定した短期予測では、過去7年で坪単価が約19.5%上昇し、現在は坪単価約125.9万円となっています。
今後5年での価格予測としては、+6.94%という見通しもあり、短期的には横ばいからやや上昇傾向を予想できますが、周辺エリア平均よりは伸びが緩やかです。
このようなデータから、守口市で中古マンションを購入検討されている方にとっては、以下のような視点が重要です。
まず、短期的には価格は安定〜緩やかに上昇する可能性がありますが、中長期的には人口減少の影響や経済情勢の変化次第で、価格が大きく下がるリスクもある点に留意する必要があります。
まとめると、守口市の中古マンションは過去の資産性には一定の実績がありますが、未来の価格については慎重な見極めが求められます。
不動産購入の際は、将来的な価値に対する考え方を踏まえて判断することが肝心です。
購入検討者が知っておくべき相場の見方と活用法
守口市で中古マンションをご検討中の皆さまにとって、「㎡単価や坪単価の見方」「築年数別・間取り別の価格感覚」「購入計画で相場情報をどう活かすか」は、賢い物件選びの鍵になります。
まず、㎡単価(1平方メートルあたりの価格)や坪単価(1坪=約3.3㎡)は、物件同士を公平に比較する際に便利です。
たとえば、守口市の中古マンション価格の㎡単価平均は45.0万円/㎡(坪単価148.8万円)で、前年から約11.9%の上昇でした。
この数値を基準として、気になる物件の㎡単価が高いのか安いのか判断できます。
次に、築年数や間取り別の価格について把握することも重要です。
以下の表は、守口市の築年数ごとの平均売却価格の目安です。
ご自身の検討している物件の築年数に近い行を確認して「相場感」をつかんでください。
| 築年数 | 平均価格(万円) | 備考 |
|---|---|---|
| 築1~5年 | 3,895 | 築浅で割高傾向 |
| 築21~25年 | 2,477 | 中間層の価格帯 |
| 築41~45年 | 1,657 | 築古物件の相場 |
こちらはイエウールによる2024年時点のデータで、築年数によって価格に大きな差があることが分かります。
また、間取り別でも参考となるデータがあります。
たとえば、住まいインデックスによれば、守口駅周辺の中古マンションでは、築10年・専有面積70㎡の場合、以下のような価格帯となっています。
| 専有面積 | 目安価格(万円) |
|---|---|
| 40㎡ | 2,445 |
| 70㎡ | 4,253 |
| 100㎡ | 6,058 |
専有面積が広くなるほど価格も上がりますので、「広さ」と「価格」の関係を把握するのに役立ちます。
最後に、購入計画に相場情報をどう活かすかという点ですが、以下のような視点が参考になります。
- ㎡単価と坪単価を比較して「割安感」を判断する
- 築年数・間取り・広さで価格の妥当性をチェックする
- 取引件数や変動率など市場の動きを見る
たとえば、㎡単価が上昇傾向にある守口市の市場では、早めに条件の良い物件に目を付けておくことが資産性を保つ上で重要です。
まとめ
守口市における中古マンションの相場は、近年の推移や駅ごとの特徴を比較することで、具体的な市場の動きが把握できます。
主要駅周辺では利便性が価格に反映されており、今後も安定した資産価値が期待できます。
相場を見る際は、㎡単価や坪単価といった基本的な指標を理解し、ご自身の希望条件と照らし合わせることが大切です。
正しい相場情報を味方にすることで、安心して理想の住まい探しが進められます。
