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不動産購入時の諸費用は平均どれくらい?夫婦で押さえたい目安と内訳をご紹介

不動産取引について

川鍋 錠二

筆者 川鍋 錠二

不動産キャリア30年

不動産業界歴30年の豊富な知識と経験を活かし、お客様にとって最良の選択ができるよう、サポートします。長年の実績をもとに、具体的で信頼できるアドバイスを提供いたします。


こんにちは、いえプロ不動産です。


家の購入を考える際、多くの方が物件そのものの価格に目が向きがちですが、実は見落としやすい「諸費用」があります。

この諸費用とは一体何なのでしょうか。


また、平均的にどれくらいの金額を想定しておけば安心なのでしょうか。


本記事では、不動産購入時に発生する諸費用について、その内訳や金額の目安、賢い準備方法まで、これから家を買うご夫婦にも分かりやすく解説します。

充実した住まい選びの第一歩として、ぜひ最後までご参考ください。




家を購入する際に必要となる諸費用とは


家を購入するとき、物件の価格だけでなく「諸費用」と呼ばれるさまざまな費用を準備する必要があります。

諸費用には、不動産の売買契約や登記、ローンに関わる費用などが含まれます。

たとえば、印紙税、仲介手数料、不動産取得税、登録免許税、司法書士報酬、固定資産税の清算金、ローンに関わる印紙税、融資事務手数料、ローン保証料、保険料などが該当します。


諸費用は、物件価格に対しての割合で考えるとわかりやすいです。

一般的に新築マンションや建売住宅の場合は物件価格の3~6%、中古住宅では6~9%程度が目安とされています。

例えば、物件価格が4000万円なら、120万円~240万円(新築マンション等)または240万円~360万円(中古住宅等)が諸費用として必要になります。


なお、大切なポイントですが、諸費用をローンの借入額に含めるか含めないかは、自己資金と相談の上決める必要があります。数百万円単位の負担になるため、事前にしっかりと資金計画を立てておくことが非常に重要です。



費用の種類内容の例割合の目安
物件購入に関する費用 印紙税、仲介手数料、取得税、登記費用、清算金など 物件価格の3~9%
ローンに関する費用 ローン印紙税、融資事務手数料、保証料、保険料など ローン額の数万円~数%
その他の費用 引越し代、家具・家電購入、新居準備費用など 個別に発生


諸費用の具体的な内訳とそれぞれの目安額


物件を購入する際に発生する諸費用には、「物件にかかる費用」と「住宅ローンにかかる費用」があります。

それぞれ代表的な項目と目安額を以下の表にまとめました。


費用の種類主な内容目安額や率
印紙税(売買契約書)売買契約書に貼る税金契約額1,000万円超~5,000万円以下:約2万円
不動産取得税不動産取得時に一度だけ課税固定資産税評価額×4%(軽減あり)
登録免許税・司法書士報酬登記にかかる税金と手続代行費用登録免許税:所有権移転0.1~2%/司法書士報酬:1万~13万円程度


さらに、住宅ローンにかかる費用も同様に整理できます。


費用の種類主な内容目安額や率
印紙税(ローン契約書)ローン契約書に貼る税金2万~6万円程度
融資事務手数料金融機関へ支払う事務手数料3万~5万円 または 借入額の1~3%程度
ローン保証料保証会社に払う保証費用借入額の0~2%程度
火災保険・団体信用生命保険料保険加入費用火災:15万~40万円(10年一括)、団信金利上乗せ0.2~0.3%程度


ご夫婦で共通して押さえておきたいポイントとしては、たとえば物件価格3,000万円だと、物件購入に関わる諸費用は90万〜270万円程度となり、住宅ローンにかかる費用はさらに数十万円〜100万円程度と考えられます。

合計すると、物件価格の5〜10%、つまり150〜300万円ほどの諸費用が必要となることが一般的です。


登記や保険など、手続きや制度に慣れていないご夫婦でも理解しやすいよう、ひとつひとつリズミカルに整理してお伝えしました。

諸費用の予算を立てる際の具体的なシミュレーション方法


まず、物件価格が3000万円の場合の諸費用目安をシミュレーションで見てみましょう。

一般には、新築マンションや注文住宅では諸費用が物件価格の3~6%、中古戸建てや中古マンションでは6~9%程度かかるとされています。

例えば3000万円の新築マンションの場合は約90万~180万円、中古戸建てでは約180万~270万円が目安です。


以下は物件タイプ別の諸費用シミュレーション例です。

物件タイプ 諸費用の割合 金額目安(3000万円物件の場合)
新築マンション・注文住宅 3~6% 約90万~180万円
中古戸建て・中古マンション 6~9% 約180万~270万円
新築一戸建て(建売) 6~9% 約180万~270万円


さらに、シミュレーションで見逃しがちな費用についても注意が必要です。

引越し費用・家具・家電の購入費、修繕積立基金(新築マンションの場合)などは諸費用に加えておくと安心です。

特に中古物件ではリフォーム費用も別途かかることがあり、これらも含めた総額で資金計画を立てましょう。


ご夫婦で具体的な数字を見ながらイメージできるよう、まずは物件価格をもとに諸費用の目安を計算し、そこに追加費用を上乗せする形で考えるのが賢明です。


現金で準備が必要な場合もあるため、手元資金の確保も忘れずに備えておくと安心です。


諸費用を少しでも賢く準備するためのポイント



不動産購入にあたって諸費用を少しでも抑えたいご夫婦へ向けて、事前に知っておきたい具体的なポイントをご紹介します。


工夫のポイント内容目安/効果
① 現金での準備見積り頭金とのバランスを考慮し、諸費用を現金で準備。手元資金を確保しつつ、安心できる資金計画を。物件価格の3〜9%(例:3,000万円→90万〜270万円)
② 資金の活用方法「諸費用ローン」の活用や、親の贈与税の非課税枠を検討し、水準を超えないようにまとめて資金を調整。事務手数料・保証料・保険料のローン化で負担軽減可能
③ 支払い時期の工夫と比較ボーナス時期の契約・引き渡し設定や、保険料・引っ越し費用の見積もり比較により費用を抑える。オフシーズンの引っ越しは料金が安くなる傾向あり


まずは①の資金準備。物件価格の相場である新築マンションなら3〜6%(例:3,000万円→90万〜180万円)、中古の場合は6〜9%(同270万)を現金で見積もることが基本です。

頭金との兼ね合いを見ながら、手元に余裕を持たせる見積もりをしましょう。


次に②の資金活用法ですが、「諸費用ローン」は諸費用をローンに組み込む方法で、一時的負担を減らせます。

ただし金利を含めトータル費用が増える可能性もあるため、慎重に比較してください。

また、親からの贈与を利用できる方は、贈与税非課税枠の範囲で活用すると、資金が足りない場合の助けになります。


最後に③として、支払いタイミングや見積もり比較が有効です。

引っ越しには繁忙期・閑散期があり、5月〜8月や11月などは料金が安くなる傾向があります。

保険料や引っ越し費用は複数業者に見積もりを取り、比較して安く抑えるよう心がけてください。


これらの工夫を組み合わせれば、ご夫婦で「諸費用の準備」を無理なく進められ、安心して不動産購入へとつなげられます。


まとめ


不動産の購入に際しては、物件価格のほかに諸費用が必要であり、それらは物件価格の約5%前後(3%~9%程度)にのぼることが多いです。

諸費用には印紙税や登録免許税、不動産取得税、司法書士報酬、仲介手数料、住宅ローン関連の手数料や保険、引越しや家具購入といった見落としがちな費用も含まれます。

価格例でのシミュレーションや、新築・中古、マンション・戸建てでの違いを見比べながら、夫婦で必要な資金を具体的に把握し、ボーナス時期の活用や見積もり比較などで賢く準備することが大切です。


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